本気

 昨晩、同居人と本気の喧嘩をした。きっかけは些細なこと、と言いたいところだけれど、やっぱり些細なことではないかもしれない。ここしばらくの不満や、もやもやがぶつかり合って、爆発したような感じだった。お互いのことを、思いやれないときは誰にしもある。自分のことで、いっぱいいっぱいで、どうしようもないとき。ぶつかり合って、本気で腹をたてると、平常心をとりもどしたとき、不思議なほど冷静になれる。
 たくさん泣いたし、たくさん傷ついたけれど、たくさん癒されたし、たくさん怒った分、素直になれもした。仲直りしたあと、ここ最近感じていたこと、思っていたことを素直に話せた。冷静だったから、同居人も優しく聞いてくれた。最近は、同居人もぴりぴりしていて、余裕がなかったんだろう。喧嘩をすることは、極力避けたいと思っているけれど、なるときはなってしまう。それを何回も乗り越えながら、ふたりの絆はより深く、強く結ばれていくんだ、と思いたい。

 喧嘩を通して、学んだこと、実はたくさんある。本心をぶつけることの重要性とか。今まで、家族の前ですら遠慮がちで本心を打ち明けられないタイプだったから、同居人と本気で喧嘩ができるようになった、本音を吐けるようになったのは大きな変化だ。ここまで正直でいてもいいんだな、大丈夫なんだなって、当たり前のことなんだけれど、それまではそれすら怖くてできなかった。今は、前よりも潔くなったし、正直になってる。この人と一緒になっていなかったら、自分のほんとの姿や、気持ち、言葉を、人に曝け出すことができないままだったのかもしれない。20代で、そういう相手に出会えてよかったと思う。


 今日はね、素敵な文章を書く人を見つけて、すごくエキサイトした日でもあった。米国のアーティストご夫妻なんだけれど、妻の書く文章と、写真が素晴らしくて、久々に感動した。大げさまでに感傷的で、でも悲惨なまでに美しくて、スプーンの腹でぐりぐりえぐられるようで。ため息がこぼれてしまう。もう少し、彼らの生活を覗いてみようと思っている。

 
 同居人が描いてくれた、わたしの似顔絵。すんごく良く似てる。自分で言うな、って感じだけれど、実物はもう少しあごが細いし、もう少しかわいいと思う。でも、ぎょろ目の感じや、鼻の丸さ、口の広がり方とか、よく特徴を掴んでると思う。これを描いてもらったときの、あったかい気持ちを忘れないようにしないといけないね。

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