音楽について思うこと、豊かさについて思うこと

 ブラジル音楽のことを、ぼんやり考えてる。外に出ている身だから、現地のことはわからないし、情報も少ないから、わたしの元にある少ない、肌に触れたほんの少ない情報しか頼りにできないけれど。

 最近好きな音楽は、若いミュージシャンたちがつくるもの。純粋に音楽が好きで、気がついたらその道に入っていた、っていうような人々の。金儲け主義とかじゃなく、より多くのひとに共有しようというスタンスが好きだし、そういう気持ちの余裕が好きだ。もちろん、食べていかなくちゃいけないから、どこかでお金を稼ぐ必要はあるのだけれど、必要以上のお金を求めていない感じがする。

 たとえば、Maria Gadú、Tiago Iorc、5 a seco。

  Gadúに関して言えば、彼女はどっちに転んでも音楽をやりつづけていたと思う。10代の初め頃から、街にでてライブ活動をしていて、それだけでも十分満足していた、と聞いた。だから、もともとプロになろうっていう意識はなかったみたい。でも、音楽を通していろんなひとに出会って、もっともっと音楽を楽しむようになっていったら、偶然そういうチャンスが舞い込んできたって感じ。それが今では爆発的な人気があるわけで。それでも、彼女の公式サイトを開いてみると、CD音源の無料ダウンロードがあったりするんだよね。カバーも多いし、自分のつくるものだけじゃなく、いいな、素敵だな、と思った音楽を共有するために歌ってる、わたしにはそういう風に見える。

 5 a secoは、いまはグループとして活動しているけれど、彼らも彼らでそれぞれの生き方があっていい。ソロで活動しながら、グループでもやる。自分自身の活動と、グループとしての活動を平行してやれるのは、やっぱりそれだけ音楽が好きだからってことだと思う。
 すこしだけ違うかもしれないけれど、Spangle Call Lilli Lineもこういうグループだ。日本のグループだけれど、みんなそれぞれ本職をもっていて、それと平行して音楽活動もやってる。あくまで自分たちの生き方のペースを崩さない範囲の音楽活動をしてる。ほんとうにオルタナティブな生き方だと思う。そういう生き方のほうが、退屈しないのかもしれないし、いろんな形で発信していくことで、より自分らしい生き方ができたり、充実した生活にできるんじゃないかな。たったひとつのことにこだわるのでもなく、ただ利益にこだわるでない豊かさの追求がそこにはあるんだろうな、と思う。そういうものに、わたしは惹かれるのだろうなぁ。



 そう。かぎ針編み講師養成講座の、一回目の課題が完成した。今日送る準備をして、明日にでも送ることができればいいな。あと、母の誕生日プレゼントと、友人へのプレゼントを編まないと。11月末には、弟の誕生日もあるから、時間を作っていろいろ編もうと思ってる。

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