見慣れた色彩。



今朝は、いつもよりも温かかった。いつもはぱりぱりに氷が張っている車のウィンドウはからっからで、ちっとも凍ってなかった。これから、少しずつ温かくなっていくのだろうか。わたしは、春が恋しくてたまらない。でも、その一方で毛糸のセーターを着られる季節が去っていくことの寂しさもあって、少しだけ複雑な心境だ。

 わたしはいつも何かしら考えているのだけれど、今日は無心で本を読んで調べごとをしたり、太いかぎ針でざくざく編んだり、熱中してものごとを進められた。といいつつ、まだ終わったわけではないのだけれど。
 
 持っている糸が限られているということも理由のひとつかもしれないけれど、私が編むものは、じぶんの色になることが多い気がする。今日編んだマットは、見ればみるほど、じぶんらしい配色だな、と思う。今回はブルーとブラウンを合わせたけれど、グリーンとブラウンの組み合わせも大好きだ。
 この組み合わせが好きなのは、多分、ブラジルでみてきた景色に関係してると思う。濃淡のはっきりした青い空、群青に染まった夜の空、大地の赤茶けた色、そこら中に蔓延る無数の植物群が発する色とりどりの緑。わたしがなによりも好きだった景色の色彩だ。その色の組み合わせが好きなのは、もう必然だわな、と思う。たまに「センス」という言葉を使ってコメントをいただくけれど、これはセンス云々の話ではなくて、自分の中の必然ではないか、と思ってしまう。自分がいいと思うものの色彩を、ただ再現しようとしているだけなのかもしれない。そう考えると、なるほどね、と自分でも納得がいくのだ。恐らくこの先も、いろいろな形で、見慣れた色彩を再現しようとするのだろうね。
  

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