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 つい最近まで、ひとりでいることが当たり前だった。想い続けていた人はいたけれど、その人とは疎遠になっていた。わたしひとりが思い詰めて、思い込んで、苦しんで、そんなことを九年近く続けた。だけど、やっぱり私も弱い人間で、疲れてしまっていた。人を想うことが、こんなにも苦しいことだなんて知らなかった。だから、いちぬけた、と声に出して離脱した。この人を想っていても、幸せにはなれないとわかったから。
 大事にしてたものから手を離して、一歩踏み出したところに、今のパートナーがいた。それからは、今日みたくひとりで朝を過ごすなんてこと、ほとんどなかった。こうやって、ひとりでぼんやりしていると、変な気持ちになってくる。これまでのことが、すべて夢だったのかな、と思えるほど手応えがないから。一緒にいることが、いつのまにか当たり前になっていたんだね。そのせいかな、日常から外れることがあると、なんだか不安になってしまう。こういう気持ちにも、慣れておかなくちゃいけない。不安に負けるようじゃだめ。
 そんなパートーナーも今日は、一日じゅう試験を受けている。今日の試験の小論文が不安だといっていた。だけど、それもきっとうまくいくに違いない。昨晩のあの人は、とても素敵な表情をしていたし、なんだか気持ちも穏やかそうだった。今朝も、緊張はしていたようだけれど、いい顔をしていた。きっときっとうまくいく。こういうとき、遠くから祈ることしかできないのだけれど、それだけでも励みになるのならいくらでも祈ろう。私の心が、パートナーのもとにありますように。


 そんなこんなですが、私は元気にしています。

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