不安の芽

ぼんやり、なにもしないで過ごす一日。おいしいものを食べて、笑って、ぼんやり映画をみる。幸せだけど、小さな不安もある。あまりに夢みたいだから、壊れることが恐くなる。壊れる、なんてまったく想像できないけど、だけど、未来の想像もできない。

 今日は、午後に映画をみた。『ゴーストワールド』という映画。 うまく説明できないのだけど、主人公の気持ちが、嫌なほどわかるきがした。高校卒業後の進路を決めかねていて、自分がわからなくなってる主人公。わたしも、大学卒業後のことを決めかねているし、自分がなにをしたいのかわからない状態。だから、バスに乗り込んでいく主人公の気持ちは想像がつく。あのバスがどこに向かうかなんてわからないけれど、就職と進学のニ択から逃げだしたいのは、わたしも同じだ。誰もわたしを知らない場所へ行きたい。
 だけど、そんな場所なんて存在しないから、ニ択から選ばなくてはいけない。現実の世界には、わたしを知らぬ場所へ連れて行ってくれるバスはない。ニ択以外の道は、死ぬことだけだ。実際、今でもたまに死を思う。口にはしないけれど、自分には死を選択するような、潜在的な可能性がある気がする。だけど、それほど勇気があるわけではない。
 こんなこと、考えていたら、罰が当たりそうだ。だから、考えないようにしてる。それに、パートナーをおいて死ぬなんてできない。今、幸せなのに、自分から壊したくはない。ぼんやりするのは大事だけど、ぼんやりしすぎは良くない。死を考えてしまうから。やっぱり、不安の芽はすぐに成長してしまう。すぐに、摘んでもらわなきゃ。

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