性腺刺激ホルモンの補充について




 9月12日は、パートナーの誕生日だった。ふたりで祝う、10回目の誕生日。この日、わたしはまた病院にいた。婦人科にかかるためだ。

 無月経になって、もう2年になろうとしている。突然月経がなくなって、当初は太り過ぎが原因だろうと落ち込むようなことばかり先生には言われていた。そのあと、10キロほど減量したものの、月経は戻らなかった。(体重の減少も、無月経も、下垂体の機能が低下していたからで、太り過ぎなのは直接的な原因ではなかったから、当然と言えば当然で。)

 去年、カウフマン療法で月経を起こしていたけれど、薬の副作用のせいか、生理のあとは二、三ヶ月間、PMSのときのような重い頭痛が朝から晩までずっと続いた。寝ても覚めても頭痛、めまい、吐き気があって、こんな思いをするなら死んだ方がましだとさえ思ったことが何度あっただろうか。

 カウフマン療法は2回試して、2回とも同じような症状に見舞われた。子どもを持つ予定はないし、こんな苦しい思いをしてまで治療を続けたくなくて、主治医に相談をして、無月経の治療はやめていた。だけど、やっぱり女性のからだには、月経が必要なのだそうだ。

 月経に関係する性腺刺激ホルモンが不足すると、骨粗鬆症や動脈硬化やその他いろんな体の不調が現れる。先日生検手術を行なった白板症だって、女性の場合はエストロゲン不足も原因として考えられているらしい。専門家の先生に相談したところ、やはり性腺刺激ホルモンの補充をおこなって、月経が起こるようにしたほうがいいとのことだった。

 これまでのトラウマもあり、同じ治療法は嫌だった。だけど、女性ホルモンの補充には貼り薬での補充など、実はいろんな方法があることを初めて知った。だから、貼り薬でエストロゲンを補充し、経口薬でプロジェステロンを補充することになった。


 エストロゲンの補充薬、エストラーナテープは半透明な肌色の楕円型シールで、下腹部に貼って、一日置きに新しいシールに貼りかえる。最初は、こんなシールで本当にホルモン補充になるのか、と半信半疑だった。だけど、シールを貼ってから数日で、体の変化を感じるようになった。それと同時に、自分の乳房がこの2年でスカスカになっていたことに、初めて気がついた。気づかないうちにからだはすごいスピードで老化していたんだと、恐ろしくなった。

 体調に関しては、今の所は問題なさそうに思う。頭痛は増えている気がするものの、我慢できないものではない。なにより、肌からでもホルモンを補充できるということがすごいし、ホルモン補充を始めた途端、からだの変化が感じられたのもすごかった。

 
 一昨日から、プロジェステロンの経口薬の服用も始まったから、しばらく体調の変動が予想されるけれど、淡々と様子を見て行こうと思う。買ったまま使う機会がなかった月経カップを、ようやく使えるようになりそうだ。それが少し楽しみでもある。


 
 9月はいろんなホルモンによって、からだも心も左右されて、少し疲れ気味だ。だけど、医療に関する本やストレスに関する本を読んでいて、得られた気づきもある。それらについては、また追って記録していきたい。
 

 淡々と、今日も明日も生きよう。

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