舌癌の手術が終わった


手術が終わって、そろそろ12時間が過ぎようとしてる。週末だから、わたし以外の人はみんな退院してしまったから、大部屋に一人。病院の夜はとても静かだ。聞こえるのは、新宿駅の電車の音、近くの踏切の音、そして時計の秒針の音。


舌の左側の裏を切除して、人工皮膚のようなものを貼りつけて縫合している。まだ、舌の状態を自分では確認できていないけれど、先生曰く綺麗な状態らしい。


予想していたより全然痛くなくて、痛み止めのおかげなのか、感覚が麻痺してるのかどちらなんだろう。切除した箇所よりも、鼻から通してる管がひどく苦しい。舌を使わないよう、数日間はこの管から栄養をとることになるのだけれど、その間我慢できるやろうか。何度もえずいてしまって、これが一番苦しい。


全身麻酔って、ほんとに注射したらすぐに意識なくなるのがすごい。その間体の機能がとまるから、人工呼吸器もつけるわけなんだけど、あまりに一瞬だから自分では時間を失くしたみたいな気持ちになる。でも、先生たちや、祈ってくれているパートナーたちには、その時間は確実に流れてたわけだから、なんか不思議だ。


今回、予想外だったのは尿崩症の症状が結構強く出てて、薬を飲んでいるのに尿がかなり多いこと。カテーテルをつけて欲しいと相談して正解だった。点滴もたくさんしてもらってるのもあるけれど、看護師さんたちもびっくりする量。大きな窯のような尿瓶に満タン(を2杯)処理してもらった。今も、カテーテルしたままだから、溜まり続けてるだろうな。明日にははずせるといいんだけれど。


ようやく水を飲めるようになって、乾燥しすぎてのどがきりきりと痛むのは少しおさまってきた。管が当たるから仕方がない。少しだけでも休めたらええな。


パートナーのぴちゃんが、わざわざ書類を届けるためだけに病院に来てくれたの、うれしかった。面会できないけれど、心強かった。いろんな人々に見守られてるから、こういうことも乗り越えられるもんやな。

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