ゆっくり進んでいる


 最近、物事の進みがとても遅い。それで焦ってしまっている反面、なかなかどしどし進んでいけない自分がいる。こういう停滞期のようなものは乗り越えてなんぼなので、自分には焦るな、焦るなと言い聞かせている。でもまぁ、気持ちは落ち込んだりするし、気力もなくなったりして。自分の病気や、メンタルの状態もあるから、あまり自分を責めずにいたいところ。


 去年からこつこつと進めている、パターンメイキング。「農民」という名前をつけたカーディガンなんだけれど、もうすぐでテストニットも終わりそう。すでに数名はテストを終えていて、その人たちからいただいた貴重なフィードバックをパターンに反映させつつ、ある程度修正は終えている。最後のテストニッターからのフィードバックを確認して、修正、最終チェックをしたらまぁリリースできるだろうというところまでやってきた。五月中には発表できたらいいなと思う。

 インスタではいつも、パターンはまだか、と要望のコメントがくる。先日は催促されるようなコメントがあって、内心イラッとするような、責められているような気持ちになることがあった。しばらくもやもやしていたのだけれど、それを弟に話したら、結構深い言葉が帰ってきた。

 弟曰く、そのコメントをした人はそれだけ早くカーディガンを編みたいんだよ、って。期待が大きいから催促もしちゃうわけで。だから、その人はいいファンなんだって。ああ、こういう捉え方もあるんだなって、目からうろこだった。

 自分的には、ゆっくりのスピードだし、はよしろや、って言われているように思ってしまっていたけれど、裏を返せば弟の言葉も一理あると思う。実際、いつもコメントをくれる人だし、それだけ関わりを持とうとしてくれているんだと思うと、ありがたいとすら思える。考え方や捉え方の違い、他者からの言葉をどのように受け取るのかで、感じ方はだいぶ変わってくるなと思った次第で。とりあえずできることを、できる範囲、できるスピードで進めていけばいいか、と思えた。


 販売用のセーターやカーディガンは編めていないけれど、その分新しいデザインはいろいろ考えているし、実際にプロトタイプを編んだりしている。こういうのは、やっぱりゆっくりしたスピードになるから、成果が見えにくいし、前進しているのかも不確かな気持ちになるけれど、着実に進んではいるから、あまり気落ちせずにいたい。

 そんなこんなで、ぼちぼちやっています。はやくいいお知らせができるといいのだけれど。


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